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銀座ママの給与明細 和希著

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    銀座8丁目の高級クラブ「R」の現役ママ、和希(かずき)さんが書いた本です。

    銀座のクラブなど、一度も足を踏み入れた事など無いのですが、興味にかられて読んでしまいました。「黒革の手帳」「女帝」などのテレビドラマやマンガなどで紹介されたので、へえ銀座とはこんな世界なのか、と分かったような気にはなりますが、いかんせん一度もそういう場所に行った経験が無いと、やはり、かなり遠い世界だという認識ですよね。

    でもこの本は、苦労して”銀座のママ”まで上り詰めた著者の実体験を元に、現場のホステスの立場から語られているので、非常に親近感を持ちました。

    一つ大きく感銘を受けたのが、”銀座ホステスは「個人事業主」”という事でした。もちろんお店との契約が必要なのですが、収入や雇用に関しては会社のような組織で守られている訳ではなく、個人の業績によってすべてが決まる世界だとの事です。従って、この業界のルールに沿って活動する以上は、お店に雇われている訳ではないので、ある程度自由に店を移動したりする事ができるようです。プロスポーツでいうフリーエージェント制に近いかも知れません。

    我々のような雇われサラリーマンからすると、非常に厳しい世界だと思いましたが、同時に個人の能力に応じて収入が左右されるプロフェッショナルな世界であるとも言えそうです。

    この本の中では、銀座の高級クラブの料金体系やチャージのシステム等も詳しく暴露されて?いるので、非常に興味深く読めました。銀座のホステスの平均月収はヘルプで数十万円、そこそこ売り上げると月収で100万を超えるホステスはざらにいるようです。年収にして1000万円超ですね。但し、必要経費もそれなりにかかるようで、月収50万円ではぎりぎりの生活だとの事。月収100万円を超える売れっ子になるとやっと余裕の生活ができるみたいです。

    確かに、もしこういうクラブに行くとしたら、美しく知的な会話もできる女性と話をしたいと思うでしょうし、その為にはかなりお金をかけて努力しているようですね。

    翻って、一般のサラリーマンのおじさん(私もですが・・)が自分を磨く為にどれだけ必要な投資と努力をしているかというと、後ろめたい思いに駆られる方もいるのではないでしょうか?

    また銀座ホステスには、非常に厳しいノルマと罰金が課せられており、外からは想像もつかないプレッシャーがあるらしいです。

    そういう厳しいプロフェッショナルな世界だからこそ、高いお金を払っても行きたくなるような、美しく魅力的な世界を醸し出せるのかも知れません。

    最近、このブログでもホスピタリティに関する本を読んで紹介していますが、銀座のホステスやママはその究極を言っているのかもと思いました。

    へたなビジネスノウハウ本よりも、すごく参考になると感じた1冊でした。

    いつか自分も成功してこの和希ママのいるお店に行ってみたいなと思います。男って単純ですよね。

    2009年8月20日 初版第1刷発行

    目次です。

    第1章 高級クラブの舞台裏をすべて見せます
    第2章 銀座ホステスの金銭事情すべて教えます
    第3章 わたしはこうして銀座のママになりました
    第4章 銀座ホステスの「あの手」「この手」
    第5章 だから銀座ママはやめられない




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