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小遣いは削るな! 藤川太著

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    ファイナンシャルプランナーで、家計の見直し相談センターを主催している藤川太氏の著書です。

    不景気が家庭の家計を苦しくしている昨今、このようなお金や家計のやりくりに関する本が多く出版されているように感じます。

    この本は、お金が自然と貯まっていくような家計の見直し方法を書いてはいるのですが、いわゆる、テクニック的な面よりも、精神的な面に重きを置いて書かれています。

    まずは「コツコツとやりくり費を節約する」という普通の人がまずは手をつけるであろうやり方は一番効率が悪く、「やってはいけない」家計術だと言います。

    つまりコツコツ節約していくと、ストレスばかり溜まっていき長続きしないという事です。これは納得ですよね?

    ではどうするかというと、固定費などの見直しにまずは手をつけて長い目で家計の立て直しを勧めています。

    また、著者は家計の立て直しを拒む「心の三毒」として貪る気持ち(すべてを欲しがる気持ち)、怒りの気持ち(人のせいにする)、勝手な思い込み(知ったかぶりをする)の三つの気持ちをあげていて、これがある限りは、お金は貯まっていかないと言います。

    興味深かったのは、年収1000万円以上の家庭のほうが、年収750万〜1000万円の家庭より貯蓄を持っている割合が低く、年収1000万円以上の家庭のほうが、生活の中で「幸せ」を実感する事が少ないとのデータがあることです。

    年収1000万円あるのに、なぜか生活が苦しくて貯蓄もなく、幸せ感が少ないというのは先ほどの心の三毒に侵されやすいのが原因との事。

    一生懸命頑張って稼いで1000万円の大台に乗ったのに、何故か貯蓄もあまりなく、生活もそれほど余裕が無いという人は意外と多いのではないかと思います。

    結局、そこそこ稼いでいても、支出をコントロールできないとお金は貯まらないし、その支出をコントロールするのはテクニックではなく、心の持ちかただというのが一つのポイントです。

    著者は、支出の状況を把握するのに家計簿は重要ではあるけど、それと同時に人生のライフプランが無いと片手落ちだとして、ライフプランを作る事を強く推奨しています。

    またライフプランの中で、「住宅」「教育」「保険」「老後」の4つが大きなポイントだとして詳しく解説しています。

    もう少し若い時にこういう本を読んで実行していればと思いました。これから社会で働く人や、結婚前の若い世代の人には是非読んでおいて損はない本だと断言できます。

    目次を載せておきます。

    序章 福の神に愛される家計、貧乏神にとりつかれる家計
     ・財布でわかるこれだけのこと
     ・せっかく相談に来ても実行できない3割の人々
     ・マインドひとつで、生活は一変する

    1章 福の神はライフプランをもっている人が好き ・所得と幸せのサンドイッチ
     ・サラリーマン家庭の50%は破産する
     ・家計の見直しはまず支出管理から
     ・「家計簿」と「ライフプラン」の両輪で
     ・ライフプランづくりの4つのポイント
     ・人生に3度の「貯め時」を逃すな

    2章 貧乏神は見栄っ張りが好き ・お金を貯められない人に共通するマインド
     ・夫婦で話し合える家庭の家計は必ず好転する
     ・貧乏神が待ち受ける「2つの落とし穴」

    3章 福の神に愛される家計管理
     ・お金に裏技なし
     ・貯めるための「支出コントロール」
     ・お金のコントロールは心のコントロール
     ・小遣いは削るな
     ・人生のものさしを「お金」から「幸せ度」に変える
     ・できる家計は、10年後20年後を見ている
     ・投資運用も「支出管理」
     ・投資運用は「必ず損する」覚悟で



    他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

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