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グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた 辻野 晃一郎著

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    元ソニー社員である著者が、ソニーを退社してGoogleの日本法人社長になったいきさつや、ソニー時代の苦労、Googleという会社の概要など、会社の実情なども垣間見れる非常に興味深い本です。かつて、非常に輝いていたソニーと、今では時価総額でははるかにソニーをしのぐGoogleの対比が非常に面白いです。

    著者はソニー時代に、VAIOの立ち上げ、ネットワークウォークマンコクーンスゴ録など、ソニーを代表するような商品開発に関わっていた。これだけの開発アイテムをリーダーとして率いてきた著者が、何故かこの会社の中で非常に不遇な人事に遭っているようだ。これはどう考えても不思議でかつ理不尽な人事としか思えず、このあたりに現在のソニーの凋落の要因があるのかも知れないと感じてしまった。もちろん物事は表と裏があるのが世の常なので、この著者から見たソニーと、そういう人事を敢行したトップの見解に相違がある可能性は否めないだろうが、それを差し引いたとしても、著者に同情してしまうのは、私だけではないだろう。

    長く務めたソニーに決別した辻野氏は、フリーの状態を経て、Googleにヘッドハントされる。そこで著者はかつてよき時代であったソニーのチャレンジ精神や社員の自由闊達な雰囲気に魅了されるのである。家電やIT系に従事する人には是非読んで欲しい本だと思います。

    私が、個人的にすごく印象深かったのは、第2章に書かれている、屋久島にある老木の話でした。ソニーを退社してフリーになった著者が、人の勧めで屋久島にある巨大な縄文杉を見に行った時の事。樹齢7200年と言われるその巨木に対面した著者が、しばし言葉を失いさまざまな想いにふけったとありました。月明かりの中で見た荘厳な姿に心を打たれ、その後身体全体にエネルギーが満ち溢れるような感覚だっとの事。人生の一大転機に見たからなのかも知れませんが、私もそのエネルギーを浴びにいつか屋久島に行きたいと強く思ってしまいました。

    以下、目次の概略を載せておきます。

    プロローグ
    第一章 さらばソニー
    第二章 グーグルに出会う
    第三章 ソニーからキャリアを始めた理由
    第四章 アメリカ留学
    第五章 VAIO創業
    第六章 コクーンとスゴ録のチャレンジ
    第七章 ウォークマンがiPodに負けた日
    第八章 グーグルの何か凄いのか
    第九章 グラウト時代のワークスタイル
    第十章 グーグルでの日々
    第十一章 グローバル時代のビジネスマインドと日本の役割
    エピローグ

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