calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

categories

archives

歩くこと・足そして靴 清水昌一著

0
    「歩くこと・足そして靴」という題名にあるように、人間の足や歩くこと、そしてそれに必要な靴について深く書かれた本です。

    著者は、父親が経営する靴の卸売会社に入社し、その後ヨーロッパの靴デザイナー達との交流を元に、女性用の靴のデザインを企画し一時はかなりの売れ行きだったようです。しかし、ファッション性だけの靴の世界に疑問を感じた著者は、ドイツ人の靴マイスターとの出会いをきっかけに健康の為の靴や、本来の機能としての靴の開発に目覚めていくというストーリーを中心に、多くの足や靴に関する知識が得られる本です。

    我々日本人は、足の大事さをなんとなく理解しつつも、あまりそこに関心を払ってこなかった気がするし、靴や歩き方に関しても、特に教えられた経験はないと思います。

    この本を読むと、なぜ足が大事なのか、靴が大事なのか、歩き方がなぜ重要なのかが良く分かります。

    女性の方が、ヒールを脱いだ時や、夏の時期に素足を出すような靴を履いているときに目にする、いわゆる外反母趾のように変形している足を見ると、なんとなくハイヒールって辛いのかなと思ってしまいます。ただ、男性の目から見ると、ヒールの高い靴を履きこなしている女性を見ると、やはり魅力的だし美しく見えてしまうのは、一方的なわがままなのかも知れません。

    しかし、合わない靴や、既製品の靴を無理に履いていると、足も変形するし健康にも良くないという事がよく分かります。

    この本の中で、対比として出てくるのがドイツの事です。ドイツでは、足や靴に関する関心が日本とは比較にならない程高く、子どもの成長期の足の状態や、それに合わせる靴などに関して親も非常に高い関心を持って教育しているようです。

    またドイツには整形外科靴マイスターなる資格があり、足や靴についての科学的な知識を持ち、靴造りや補正器具に対してのアドバイスを施しており、各人に合った最適な靴造りのシステムが出来上がっているのです。さらに、その費用に関しても保険の適用が可能ということなど、日本とはあまりにも異なる事情に驚きます。

    日本でも、少しは健康靴健康サンダルの文字が目につくようにはなってきましたが、まだまだファッション性のみで靴を選ぶ風潮は変わってないように見えます。著者は、「フット&シュー・アカデミー」を主催し、おもにドイツの足や靴に関する知識を広めていく活動をやられているようです。

    足にできたタコや靴を履いた時の痛みなど、悩みを抱えている方は、読んでみる事をお勧めします。


    目次
    プロローグ ファッションから健康へ
    第1章 ドイツ人の足 日本人の足
    第2章 歩く
    第3章 足
    第4章 靴
    第5章 日本にも靴マイスターがほしい!
    エピローグ スポーツ分野への挑戦



    ----------------------------------------------------------------------------------------

    小笹芳央氏セミナー 成功を導く「仕事の哲学」 

    0
      日本ファイナンシャルアカデミー主催の「お金の教養フェスティバル」が先日開催され小笹芳央氏のセミナーを聞いてきたので簡単に紹介します。

      小笹氏は現在、自ら設立した、株式会社リンクアンドモチベーションの代表で、セミナーや企業のコンサルタントなどをやられているようです。最近ではテレビのコメンテーターとしても活躍しています。

      今回のセミナーでは、成功を導く「仕事の哲学」と題して講演されました。お金の教養フェスティバルだったの、少し意外な感じでしたが、内容を聞いてみるとこれだけでも参加した意義があったと思えたほど素晴らしい内容でした。

      ■仕事の哲学 〇纏の報酬は仕事である

      仕事の報酬はお金、給料というのは一般的な理解でしょうが、仕事の報酬は仕事であるといいます。つまり、良い仕事をする事によって、自分が成長し、そうするとさらに良い仕事を与えられて試される、それを全うすると次第に仕事を託されてどんどん良い仕事をまかされていくという好循環が理想的という事です。

      仕事を、単に物を買うような等価交換と勘違いしている、特に若い人に多いといいますが、目先の給料や報酬に気を取られ、すぐに転職してしまったりケースが多いらしいのです。ある一定期間、報酬の事は考えず先行投資と考え自分の能力アップを図っていく事によって、結果的に大きな仕事を任されて報酬がアップするというのです。

      また人材の成長度合いというのは、直線を描くのではなく、階段状にアップしていくものなので、仕事の能力がアップしたり、報酬が良くなるのもタイムラグがありその間は継続しないといつまでたっても良い循環にはならないとの事でした。

      ■仕事の哲学◆(僂┐蕕譴襪海箸縫┘優襯ーを注ぐ

      人はよく、変えられない事に時間を使ったり、悩んだりする事が多いのですが、変えられない事にエネルギーを注いでもなにも変わらないのです。それよりは変えられる事にエネルギーを注ぐほうが結果も良くなるという事です。

      「変えられること」vs「変えられないこと」を対比させてみると、以下のようにまとめられます。
       「変えられること」:「思考」「行動」「自分」「未来」
       「変えられないこと」:「感情」「他人」「過去」
      つまり、自分の思考や行動はもちろん変える事ができるが、感情をコントロールすることは難しいのです。感情にとらわれずに、ワキに置いておく、そして考え方を変えるほうが得策だといいます。特に、怒り、くやしさ、悲しみなどのマイナスの感情にとらわれて、次のアクションが遅れる事が非常にもったいないのです。

      また、他人を変えようと思ってもそれは無理な話で、それよりも自分から変わっていくことで結果的に他人も変わる可能性があるといいます。

      例に出されていたのは、挨拶もなく、活気がない職場のマネージャーの話でした。部下が挨拶もしないし元気が無くて困ると言っていたのですが、そのマネージャーは自分からニコニコと元気よく毎日挨拶しているかというと、それは全くやっておらず、人のせいにしていたのです。その人にアドバイスを行い、一週間、毎日自分から元気に挨拶するように言ったところ、初日や二日目はちらほら挨拶が返ってくる程度だったのが、一週間続けると最後には全員が挨拶するように職場が変化してきたとの事です。

      組織には連鎖反応が起きる習性があり、自分が続ける事によってある臨界点を超えるとどっと同調者が増えるとの事です。

      仕事の哲学,皚△眸鷯錣吠かりやすく、説得力があり、私自身もこの二つの哲学を自分に取り入れていこうと思っています。特に△砲弔い討蓮∋篌身自分の感情に振り回されて冷静になれない時が多く、大きな課題だったのですが、少し考え方を変えていこうと思います。

      無料のセミナーでしたが、良い話が聞けたと思います。小笹芳央氏はたくさん著作を出しているので、近々本を買って読むつもりです。


      ----------------------------------------------------------------------------------------

      サラリーマンの僕が、35歳で資産3億円つくった方法 島居 里至著

      0
        一介のサラリーマンである著者が、いかに若くして資産を作ったのかを、ストーリー仕立てで書かれています。読んでいるだけでも非常に楽しくなる内容でした。この本を読むと、実際に自分でもできそうになってくるから不思議です。久々に自分でもがんばろうとモチベーションがアップしました。

        内容は、冒頭に書かれている”お金持ちしか知らないお金を引き寄せるルール4”に凝縮されています。つまり、

        ルール1 お金持ちは株を買い、そうでない人は宝くじを買う
        ルール2 お金持ちはお金を借りて投資をし、そうでない人はお金を借りて消費をする
        ルール3 お金持ちは長いつき合いを求め、そうでない人は一見のつき合いを好む
        ルール4 お金持ちになるためには、たくさんのお金の入口をつくる


        という事です。この4つの基本的なルールを守って行けば、必ずお金持ちの仲間に入れるというわけです。この4つのルールは概念的ですが、これに乗っ取った具体的なやり方がPart1以降に書かれています。

        私自身も、不動産投資を行うべく準備しているところですが、この島居さんは、サラリーマンを続けながら、飲食店経営もやってしまうのだからすごいと思います。

        Part1に書かれている印象的な言葉は、「今のお金を数倍にしたいと思うのであれば、お金を稼ぐために一生懸命働くという考え方は禁物です。そんな考えはすぐに捨てて下さい。」というくだりです。要は、「自分が働かないで、お金を得るにはどうしたらいいか?」を一生懸命考える事が大事という事なのです。

        ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」を読まれた方は納得だと思いますが、やはり時間と引き換えにお金をもらうやり方を根本的に変えないとお金は増やせないという事だと思います。

        若い人ほど、このような本に早く出会って、考え方を変える事ができれば、将来は明るいでしょう。

        2009年12月30日 第1刷発行

        以下、参考までに目次を載せておきます。

        はじめに 年収を6倍にした僕の具体的なやり方
        お金持ちしか知らないお金を引き寄せるルール4
        Part1 自分と同じ年収を稼ぐ、もう一人の自分をつくる方法をお教えしましょう
        Part2 株から、僕の投資ライフははじまった
        Part3 シマスエ流 月70万円得られる不動産投資のやり方
        Part4 サラリーマンだからこそできる”夕方から”の飲食店経営
        Part5 シマスエ流 お金の入口がどんどん増える仕組み




        他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

        にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へにほんブログ村

        ----------------------------------------------------------------------------------------

        グーグルに依存しアマゾンを真似るバカ企業 夏野剛著

        0
          NTTドコモの社員時代に、iモードを立ち上げた一人である夏野剛氏の著書です。

          この本の題名を見て分かる通り、昨今、中途半端にwebビジネスに関わっている企業に対する痛切な批判がされています。

          世の中的には、「クラウドコンピューティング」という言葉が持て囃されており、インターネットにおける、次の時代に突入しようとしているという認識を持っている人が多いと思う。しかし、実際にネットビジネスに関わる企業が、そのIT技術を本当に理解して有効活用しているかというと、かなりの疑問だと著者は言います。

          これは、いま日本の企業を引っ張っている経営者がインターネットに対してほとんど興味を持たず、もっと言えば「無知」であることが原因だと言いきっています。

          これだけインフラ的にも条件の良い日本が、ITビジネスでいかに世界に後れを取っているか、その原因と、ではどうしていけば良いのか、著者なりの展望が書かれています。

          私自身が勤める企業でも、ITに対してどう考えても親和性が無いと思われるマネージメントが数多くいる中で、この著者と同じような思いを持っていますし、非常に大きな危機感を抱いています。

          インターネットを活用している(と思っている)企業の経営者や、トップマネージメント層の方に是非読んで欲しい本です。

          以下目次です。

          第1章 日本のウェブビジネスはなぜ儲からないのか
          第2章 ウェブビジネスを成功させる法則
          第3章 ウェブビジネスの未来
          第4章 旧来型日本企業への提言


          2009年7月31日 第一刷発行



          他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

          にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へにほんブログ村

          ----------------------------------------------------------------------------------------

          非常識な成功法則 神田昌典著

          0
            ビジネス書籍においては、かなり著名な神田昌典氏が書いた本です。2002年の6月に初版が発行されている本なので、いまさらという方も多い方思いますが、私自身は今読んで非常に感銘を受けました。

            何が書かれているかは、序章に集約されているのでそれを引用します。

            --------------------------------
            それでは、これはどんな本なのか?
            ズバリ、成功法則が嫌いな人が成功するための実用書である。
            凡人が、一戸建ての家を建て、スポーツカーに乗るまでの、最短距離である。
            ナマケモノが、最短距離で這い上がるための、世界一簡単な方法である。
            同じ毎日に息が詰まりそうなサラリーマンが独立し、非常識に豊かで、自由になるための本である。
            そう。あなたが世の中を見返すために、書いた。
            そのために精神論・根性論は殺ぎ落とし、必要最小限のところだけを抽出した。
            --------------------------------

            まさにその通りの内容でした。

            少なくとも、私が今まで読んだ成功本においては、精神論的なところから入るパターンが多いのは確かでした。「人の役に立つことをしていれば、お金は後からついてくる」的な表現が多いのも事実。この著者は、実際に成功した人は、傲慢になるのを恐れたり天狗になってしまうのを恐れるがために、自分を律したり、戒める為に本を書くことが多いと言います。

            つまりそこには、成功した人だけが言える誰もが賛成する正論しか書かれていないのです。つまり、「謙虚でなければいけない」「神様に生かされている」「お金で幸せは買えない」「人との出会いが大切」などなど。ところが実際にお金が無い普通の人がこの成功法則を鵜呑みにしてもそれは成功するはずがないのです。

            なるほどと思ったのは、お金と心の問題を切り離す、という点です。いきなり心豊かなお金持ちになるのではなく、まずは「お金」に優先順位を置いて、金銭的に成功してから、その後で必死になって「心」を磨くというこの2ステップを意識することだということです。

            お金を稼ぐ為だけならが、確かに不純ば動機もあるでしょうし、嫉妬や見栄、虚栄心などの 「悪」の感情もある。しかし実際はその「悪」の感情は非常にエネルギーが高いのです。

            まずはその「悪」のエネルギーを利用して一定期間割り切ってがんばる。そして、ある程度の成功を収め安定軌道に乗ったら、今度は必死になって心を磨く。という方法を説いています。

            まえがきの最後には次の文が書いてあります。
            「本書の目的はズバリ、あなたの年収を10倍にすることである。」

            確かに、非常識に思われるようなプロセスかも知れませんが、現実に即したやり方だと思いました。私自身も、煮え切らない自分に対して強烈なパンチを浴びたような気分になった本です。

            ちなみに、成功する為の具体的な方法は、”なりたい自分をイメージしてそれを紙に書く。そしてそれを毎日ニタニタしながら眺める。”というところに集約されると認識しました。

            正直、根っからの「悪」の人にはあまり読んで欲しい本ではないですね。

            以下目次です。

            序章 成功は「悪の感情」から始まる
            第1の習慣 やりたくないことを見つける
            第2の習慣 自分にかける催眠術
            第3の習慣 自分に都合のいい肩書を持つ
            第4の習慣 非常識的情報獲得術
            第5の習慣 殿様バッタのセールス
            第6の習慣 お金を溺愛する
            第7の習慣 決断は、思い切らない
            第8の習慣 成功のダークサイドを知る


            2002年6月29日 初版発行



            他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

            にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へにほんブログ村

            ----------------------------------------------------------------------------------------

            金融のしくみは全部ロスチャイルド家が作った 安部芳裕著

            0
              一言で言うと、かなり衝撃的な本でした。この本に書かれている事がすべて本当だとすると、すごい事です。普通の人が読んだら、何を嘘ばっかり書いているのかという思いを抱くと思います。

              私自身も予備知識無しでこの本を読んだらそう思うと思います。

              書籍の題名にある通り、現代まで引き継がれている金融のシステムはすべてロスチャイルド家が長い期間にわたって構築してきたシステムであるとのことです。

              さらに、近代史に残る歴史的事件や地域紛争、戦争に至るまですべては世界を裏で操っている支配者、すなわちロスチャイルド家の戦略に基づいてすべてが仕組まれているようです。

              最近の事件で言うと、アメリカの金融の象徴とも言える、ワールドトレードセンターを襲った9.11テロもあらかじめ仕組まれたシナリオにより実現している疑いがあるようです。

              正直、この本の内容をすべてブログには書けないと思いました。

              テレビ、新聞などのマスメディア等にも一切出ていない内容ですし、読むにつれ背筋が寒くなる時もありました。ただ、一方で、この本の内容が真実だとすると、この本が一般の書店で売られている事事態に矛盾があるような気もしました。

              しかし学校で習う歴史や、世の中に一般的に知られている事柄にどこか違和感を覚えるようになっている方には衝撃の事実として受け入れられるかもしれません。

              中には知らなかったほうが良かったと思う人も多いと思います。でも今の世の中何かおかしいよね?という疑問を抱えている方は一読の価値があると思います。

              私自身は、この本の内容を検証すべく他の書籍もあたろうと思っています。

              第1章 お金の歴史〜銀行という詐欺システムが誕生したカラクリ
              第2章 お金の問題点〜利子という椅子取りゲームが貧富の差を生んだ!
              第3章 金融の歴史〜国家の命運は銀行家が握っている
              第4章 ロスチャイルドの世界革命行動計画
              第5章 ロスチャイルド関連の世界史 繕畭綮砲瞭罎解けた!!
              第6章 ロスチャイルド関連の世界史◆狙鏝綫こΔ力帆箸澆眸爐蕕作った!
              第7章 世界の現状〜このままではロスチャイルドの狙う地球独裁体制になってします!!
              第8章 未来への提案―偽りのシステムをこえて自立型経済の実現へ





              他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

              にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へにほんブログ村

              ----------------------------------------------------------------------------------------

              洗脳支配 苫米地英人

              0
                2008年に初版が出版された苫米地英人氏の本で、ちょっと古いですが、読み返してみても、かなり衝撃的な本でした。

                戦後占領下の日本で、GHQが行った徹底的な思想統制により、現在の日本人の考え方や生き方がコントロールされているというもので、アーネスト・ヒルガードという有名な洗脳の専門家が、その時に深く関わっていたというところから話が始まります。
                WGIP(War Guilt Infomation Program)というプログラムをGHQが行った事は、まさに洗脳だといっています。

                私自信も、常日頃から、思うのですが、例えば太平洋戦争について、日本人はあまりにも自己卑下しすぎた認識を持っていて、悪かったのは我々日本人です、申し訳ありませんという考え方を植えつけれているという気がしてなりませんでした。

                この本を読むと、まさに戦後の日本に対して徹底的に戦争犯罪人としての認識がアメリカにより一方的に刷り込まれたというのは何故か非常に納得が行きます。

                ひところ、前航空幕僚長の田母神俊雄氏が発表した論文も話題になっていますが、彼の論文の内容の是非はともかくとして、戦争に対する認識が少しでも政府見解と違うと徹底的にメディアに叩かれているのを見ると、あまりにも一方的すぎるように感じました。

                また後半にに書かれている経済に関する記述も非常に興味深かったです。結局世界中のマネー経済は、欧州のごく一部の特権階級によって支配されており、その人達の意向ですべてのルールが決められているというものです。それはアメリカしかり、日本しかりです。

                このことは、以前読んだロバートキヨサキ「金持ち父さんのファイナンシャルIQ」に書かれているアメリカにおけるマネー経済のルールが1971年に変わった、という事と全く同じ内容であり、かなり信憑性があるのかとも思います。

                興味深かったのは、日本人が経済的に欧米(このときはイギリス)に取り込まれたのは、すでに明治維新の時からであったという点です。明治政府をつくる資金や、戊辰戦争の費用は欧州の名家の資産から流れ出ているという推測です。

                また、日本人が何故お上(役人や政府)の権力に弱くなったのかというと、そのきっかけは60年代の日米安保条約にまつわる学生運動が発端だったというところです。その当時の警察権力は、そこまでやらなくてもいいだろうというところまで徹底的に学生を攻撃し、二度と体制に反抗できないような精神状態まで追い込んだというのです。その当時の学生はつまりいわゆる団塊世代であり、その後日本の経済発展のために身を捧げていったのです。

                そして、その団塊ジュニアが現在の日本の働き盛りの年齢になってきているのですが、お上の権力に逆らえなかった親の子供も当然ながら奴隷のようにつき従う世代だと。

                日本人がこれほどまでに情報操作、情報隔離され、国家権力にへりくだっているのは、この団塊ジュニアが人口的にはマジョリティであるからだと結論づけています。

                全体を通して、筆者の想定や仮説が入っており、とっつきにくい部分もありますが、近代の歴史の中での日本を考えると、いろいろな疑問が解けるところもあり、興味深い一冊でした。

                もちろんこの苫米地氏の意見を鵜呑みにしたのではまずいと思いますが、世の中にあふれている洗脳支配的な流れに身を任せるのではなく、自分で事実を探り検証していく意識を国民のみんんが持っていかないとこれからの日本はかなりヤバイなという認識を強く持ちました。


                以下目次です。

                プロローグ 洗脳経済140年の歴史
                第1章 日本人にかけられたヒルガートの洗脳
                第2章 みそがれた階級
                第3章 マネー経済の奴隷
                第4章 経済で行われる洗脳テクニック
                第5章 経済洗脳から自由になる方法
                エピローグ 私達を待ち受ける次なる洗脳テクニック


                ↓で購入できます。



                他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

                にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へにほんブログ村

                ----------------------------------------------------------------------------------------

                お金を稼ぐ読書術 午堂登紀雄著

                0
                  米国公認会計士で、現在不動産投資コンサルティング会社を経営する、午堂登紀雄氏の著書です。

                  読書術系の書籍は何冊か読みましたが、この本はその中でもかなり良くできている本だと思います。

                  この著者は読書の目的を、「もっと稼げる人材になるため」とシンプルに定義して持論を展開しています。

                  但し、読書をするだけでは稼げる人材になれるわけではなく、本の中には答えは書いてないと断言し、本の中には答えではなくたくさんのヒントが隠されているとの事です。

                  「絶対儲かる成功法則」なんていうタイトルの本が受けも良く売れるので多く出版されていますが、これは全くの幻想だと。

                  良く考えれば分かる話ですが、本当に簡単に儲かるような情報はそう簡単には入手できないのです。

                  読書は、読みながら頭の中で著者とディスカッションし、その著者の思考のプロセス等を追いながら、自分なりの仮説をつくりそれを検証し、最終的には自分の考えとしてまとめて行動することによってしか読書の効果は発揮できないという事だと読み取りました。

                  興味深かった読み方として、モデルリーディングなるものがあることでした。これは同じ著者の本を何冊も、何度も何度も繰り返し読み、著者の思考体系を自分にインストールしたうえで、その著者になりきって自問自答するというものです。例えば、ある問題が起きたときに松下幸之助だったらどう考え行動するのか、といったような使い方です。

                  また、著者は読書した結果をアウトプットしなければ意味が無いとして、たくさん読書するのは大事な事だけど、実践(=アウトプット)しなければお金を稼ぐ事はできないという事を強調しています。まあ、考えてみれば当たり前のことですよね。

                  この本には、著者自身が読み、血肉となった書籍が参考文献として本の中にたくさん書かれており、これはすごく参考になりました。私自身もこれは読んでみたいなと思った本が何冊も発見できましたし、ヘタな推薦本の本を読むよりも、この本の中に出てくる書籍を一緒に読むほうがタメになると思いました。

                  これから本格的に読書を始めてみようという人や、ある程度本は読んでいるけど結果に繋がってないなという人にとっては超お勧めの書籍です。

                  目次を載せておきます。

                  序章 速読や多読以外の方法は存在しないのか
                  1章 読者はお金を生み出す道具
                  2章 お金を生み出す読書の仕組み
                  3章 頭のいい人が実践しているお金に換える読書の技術
                  4章 お金を生み出すアウトプット読書法
                  5章 高速大量インプットするコンサルタントの読書術
                  6章 頭のいい人のお金のトレンドを読む技術



                  2009年7月7日 第1刷発行



                  他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

                  にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へにほんブログ村

                  ----------------------------------------------------------------------------------------

                  小遣いは削るな! 藤川太著

                  0
                    ファイナンシャルプランナーで、家計の見直し相談センターを主催している藤川太氏の著書です。

                    不景気が家庭の家計を苦しくしている昨今、このようなお金や家計のやりくりに関する本が多く出版されているように感じます。

                    この本は、お金が自然と貯まっていくような家計の見直し方法を書いてはいるのですが、いわゆる、テクニック的な面よりも、精神的な面に重きを置いて書かれています。

                    まずは「コツコツとやりくり費を節約する」という普通の人がまずは手をつけるであろうやり方は一番効率が悪く、「やってはいけない」家計術だと言います。

                    つまりコツコツ節約していくと、ストレスばかり溜まっていき長続きしないという事です。これは納得ですよね?

                    ではどうするかというと、固定費などの見直しにまずは手をつけて長い目で家計の立て直しを勧めています。

                    また、著者は家計の立て直しを拒む「心の三毒」として貪る気持ち(すべてを欲しがる気持ち)、怒りの気持ち(人のせいにする)、勝手な思い込み(知ったかぶりをする)の三つの気持ちをあげていて、これがある限りは、お金は貯まっていかないと言います。

                    興味深かったのは、年収1000万円以上の家庭のほうが、年収750万〜1000万円の家庭より貯蓄を持っている割合が低く、年収1000万円以上の家庭のほうが、生活の中で「幸せ」を実感する事が少ないとのデータがあることです。

                    年収1000万円あるのに、なぜか生活が苦しくて貯蓄もなく、幸せ感が少ないというのは先ほどの心の三毒に侵されやすいのが原因との事。

                    一生懸命頑張って稼いで1000万円の大台に乗ったのに、何故か貯蓄もあまりなく、生活もそれほど余裕が無いという人は意外と多いのではないかと思います。

                    結局、そこそこ稼いでいても、支出をコントロールできないとお金は貯まらないし、その支出をコントロールするのはテクニックではなく、心の持ちかただというのが一つのポイントです。

                    著者は、支出の状況を把握するのに家計簿は重要ではあるけど、それと同時に人生のライフプランが無いと片手落ちだとして、ライフプランを作る事を強く推奨しています。

                    またライフプランの中で、「住宅」「教育」「保険」「老後」の4つが大きなポイントだとして詳しく解説しています。

                    もう少し若い時にこういう本を読んで実行していればと思いました。これから社会で働く人や、結婚前の若い世代の人には是非読んでおいて損はない本だと断言できます。

                    目次を載せておきます。

                    序章 福の神に愛される家計、貧乏神にとりつかれる家計
                     ・財布でわかるこれだけのこと
                     ・せっかく相談に来ても実行できない3割の人々
                     ・マインドひとつで、生活は一変する

                    1章 福の神はライフプランをもっている人が好き ・所得と幸せのサンドイッチ
                     ・サラリーマン家庭の50%は破産する
                     ・家計の見直しはまず支出管理から
                     ・「家計簿」と「ライフプラン」の両輪で
                     ・ライフプランづくりの4つのポイント
                     ・人生に3度の「貯め時」を逃すな

                    2章 貧乏神は見栄っ張りが好き ・お金を貯められない人に共通するマインド
                     ・夫婦で話し合える家庭の家計は必ず好転する
                     ・貧乏神が待ち受ける「2つの落とし穴」

                    3章 福の神に愛される家計管理
                     ・お金に裏技なし
                     ・貯めるための「支出コントロール」
                     ・お金のコントロールは心のコントロール
                     ・小遣いは削るな
                     ・人生のものさしを「お金」から「幸せ度」に変える
                     ・できる家計は、10年後20年後を見ている
                     ・投資運用も「支出管理」
                     ・投資運用は「必ず損する」覚悟で



                    他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

                    にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へにほんブログ村

                    ----------------------------------------------------------------------------------------

                    地道力 国分利治著

                    0
                      ヘアサロン業界の風雲児として、年商200億円、全国200店のFC展開を果たした、国分利治氏の成功書です。

                      若くして、カリスマ美容師として成り上がり、今やフェラーリを乗り回すカリスマ経営者。最近メディア等で、このようにイメージ化された若者が多いため、この著者も派手な世界で成功した人かと思いきや、この本の内容を見るとイメージとは正反対の事が書かれています。

                      地道にコツコツ努力できる人は成功し、それができない人は脱落していく・・。これがこの国分氏の成功哲学です。

                      19歳で上京し、数多くの誘惑に目も向けずにコツコツと努力してきた様が書かれており、昨今流行りの、”楽して儲けよう”とか、”成功する為の近道”的なビジネス書が多い中で、かなり異色かも知れません。

                      若いころは、かなり中途半端な生き方しかしてこなかった著者が、一年中、ほとんど休まず働きづめの毎日の仕事の中で、地道に頑張ってこれた理由は、かならずこの業界で経営者として成功する、という明確な目標を持っていたからだと言います。

                      現在、会社の中などでなかなか自分の思い通りの人生を歩めないと思い、常に愚痴を言いながら過ごしているにとってはかなり強烈なメッセージとなるでしょう。

                      まあ、実際に成功している人の書いた本なので、どうしても美化されていたりする部分はあるかと思いますが、著者の生き様には勇気をもらえる気がしました。

                      著者の各ステージ毎の年齢や年収も具体的に書かれているので、励みにもなるかと思います。

                      以下、目次です。

                      まえがき 「ヘアサロン業界の風雲児」と呼ばれて
                      序章 上京前夜(〜19歳)
                       ヤンキーあがり〜「夢は社長」の原点

                      第1章 修業時代(20〜30歳/年収150〜420万円)
                       歌舞伎町の美容院〜タコ部屋時代の無休生活

                      第2章 独立(31〜36歳/年収280〜840万円)
                       わずか8席の個人店からのスタート〜独立、そして、いきなりの挫折

                      第3章 挑戦(37〜40歳/年収840〜1750万円)
                       「無謀」な賭け〜「大型店」「FC制」という新しいビジネスモデル

                      第4章 飛躍(41〜49歳/年収1800〜4億円)
                       「フェラーリ」のような“人財”育成〜10年で100人の経営者を育てる

                      第5章 これから(50歳/年収2億円)
                       「100年に一度の不況」を迎えて〜サービスの原点は掃除



                      他にもたくさんの本が紹介されていますよ↓

                      にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へにほんブログ村

                      ----------------------------------------------------------------------------------------

                      << | 2/7PAGES | >>